めちゃめちゃ暑い2013年の夏が終わろうとしています。今年の夏は本当に暑かった!そして長かった!!去年の夏は、保育園にお世話になっていた我が家の子ども達が、この春幼稚園に編入し、今年の夏は、今まで保育園にはなかった1ヶ月以上もの『夏休み』があったのです。

 食べ盛り・イタズラ盛りの5才に、遊び盛り・おしゃべり盛りの3才。そしておっぱい飲み盛り・眠り盛りの0才。基本的には家にいるより外に出たいタイプの私ですが、暑い中この3タイプの兄妹をひとりで連れて出かけるとなると話は別。子ども達に見せてあげたいもの、やらせてあげたいことはいっぱいあるものの、何をしようか悩む毎日でした。

 家にいるなら数やひらがなを教えてみようか、普段じっくりかまってあげられないから、とことん遊びに付き合ってあげようか。でも、炊事・洗濯・掃除と家のことをやっているといつの間にか時間は過ぎ『ママ~』と呼ばれても『今忙しいの』とか『ちょっと待ってて』と、子どもとの時聞はどんどん後回し。このままではいけない。でもどうしたもんか…。他の家庭ではみんなどうしているんだろうなんて考えながら、大士がお世話になっている療育の先生に何気なくこの話をしたところ『特別なことは何もしなくていい』と言われました。

 『特別なことをしようとするから何もできない』その言葉に思わず納得。

 例えばお手伝いがてら、とうもろこしの皮を、いち・に、と数えながらむけば数の勉強になるし、おいしいおやつになる。家にある新聞紙や広告を好きにちぎって紙にはれば、それだけでひとつの作品になる。何気ないことでも子ども達にとっては楽しくてうれしいものだと言われ、家に帰ると、空っぽの段ボールを発見。『そうだ!!』先生の言葉を思い出し、子ども達と一緒に作ったのは大士の大好きなバス。お金をかけなくても、特別なことをしなくても自分だけのカラフルなバスに大喜びのふたり。そして私の財布もにっこり。どうやらひとつの作品とともに夏の思い出もひとつ増えたようです。これから毎年やってくる夏休み。我が家は家中段ボールだらけになりそうです。