『1000分の1の個性』ちゃりんこリエの育児大奮闘記
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第54章 最初で最後の運動会
やるときはやる男です
肌寒さとともに秋の終わりを感じる10月末、春から通い始めた幼稚園では初めてであり、現在年長さんの大土にとっては最後でもある運動会が開催されました。
以前の保育園でも運動会はあったし、本番に強い大士ならなんとかやってくれるだろうとさほど心配していなかったのですが、プログラムを見てびっくり。なんとま~やることが多いこと!以前から先生に内容盛り沢山だと聞いていたし、普段の練習内容も聞いていたし、保護者参観日では予行練習も見たのですが、実際にプログラムを見ると参加種目が本当に多い。玉入れに親子競技、跳び箱&マット運動、組体操にロードレース、ダンスにリレーに綱引き。なかでも目玉のひとつでもあるロードレースは幼稚園の伝統種目で、なんと約1.5キロのコースを3才から5才までの園児全員が走るんです。しかも午前中最後の種目だからへとへとに疲れている上にお腹はペッコペコ。練習をしてきたとはいえ果たして完走できるのか。頑張る姿を見るのが楽しみでありつつも、みんなにどこまでついていけるのか心配になってきてしまいました。
でもでもまたしても…期待は裏切られました。もちろんいい意昧で。
年長さんの目玉種目でもある組体操では先生の力を貸りずに自分の力でやり遂げただけでなく、お友達とカを合わせてポーズを決め、最終的には数十名でピラミッドを作りあげました。大士がこの数十人の中のひとつのカになれたこと、みんなと協力してひとつのものを作り上げたこと、まずはこれに感動。
大士の大好きなダンスでは、ボンボンから旗に持ち替えたり、フォーメーションが変わったりと覚えることがいっぱいありましたが、これも最初から最後までちゃんと踊ることが出来ました。振りを間違えずに出来たことはもちろんですが、何よりお友達と楽しそうに踊っている姿、これにまた感動。
そしてそしてロードレース。スタートする前は半べそをかいていたものの、いざ走り出すと一度も先生と手をつながずに走った大士。練習の時は抱っこをねだったり、立ち止まって走らないときもあったのに、今回はひとりで完走しました。どんなに苦しくても最後まで頑張ることができたこと、あきらめなかったこと、これにまた感動してしまいました。
こうして全ての競技を全力でやり遂げた大士。本当に本当によく頑張りました!!
以前の保育園でも運動会はあったし、本番に強い大士ならなんとかやってくれるだろうとさほど心配していなかったのですが、プログラムを見てびっくり。なんとま~やることが多いこと!以前から先生に内容盛り沢山だと聞いていたし、普段の練習内容も聞いていたし、保護者参観日では予行練習も見たのですが、実際にプログラムを見ると参加種目が本当に多い。玉入れに親子競技、跳び箱&マット運動、組体操にロードレース、ダンスにリレーに綱引き。なかでも目玉のひとつでもあるロードレースは幼稚園の伝統種目で、なんと約1.5キロのコースを3才から5才までの園児全員が走るんです。しかも午前中最後の種目だからへとへとに疲れている上にお腹はペッコペコ。練習をしてきたとはいえ果たして完走できるのか。頑張る姿を見るのが楽しみでありつつも、みんなにどこまでついていけるのか心配になってきてしまいました。
でもでもまたしても…期待は裏切られました。もちろんいい意昧で。
年長さんの目玉種目でもある組体操では先生の力を貸りずに自分の力でやり遂げただけでなく、お友達とカを合わせてポーズを決め、最終的には数十名でピラミッドを作りあげました。大士がこの数十人の中のひとつのカになれたこと、みんなと協力してひとつのものを作り上げたこと、まずはこれに感動。
大士の大好きなダンスでは、ボンボンから旗に持ち替えたり、フォーメーションが変わったりと覚えることがいっぱいありましたが、これも最初から最後までちゃんと踊ることが出来ました。振りを間違えずに出来たことはもちろんですが、何よりお友達と楽しそうに踊っている姿、これにまた感動。
そしてそしてロードレース。スタートする前は半べそをかいていたものの、いざ走り出すと一度も先生と手をつながずに走った大士。練習の時は抱っこをねだったり、立ち止まって走らないときもあったのに、今回はひとりで完走しました。どんなに苦しくても最後まで頑張ることができたこと、あきらめなかったこと、これにまた感動してしまいました。
こうして全ての競技を全力でやり遂げた大士。本当に本当によく頑張りました!!
ちゃりんこリエ
2005年~2007年までサクラサクライフに籍を置いていた敏腕編集部員。現在、夫と子供(2人)とともに、まったりとした生活を送っている。