先日誕生日をむかえ4才になった我が家の2番目の娘はーちゃん。

去年よりもかけっこが早くなり、ひらがなが読めるようになりと、色々なことができるようになったし、妹の面倒だけでな
く時にはお兄ちゃんの面倒も見てくれる、本当に頼れる女の子です。

でもそんな彼女にも苦手なことがあります。

それは自分の気持ちをうまく表現できないこと。

今から1年前の幼稚園に編入した当初、自分の感情を表に出す兄とは対照的に、泣くこともなく幼稚園には行くけど、教室に入るとだまってすみっこのほうにいたり、遊んでいるお友達の輪に入っていけないはーちゃん。

もともと恥ずかしがり屋だけど、保育園で集団生活は経験しているし、新しい環境にもそのうち慣れるだろう…なんて、簡単に考えていました。

でも先生に『はーちゃんは頑張り屋さんだから、色んなことを我慢してるんだと思います』と言われ、私は初めて『泣かなかった』じゃなくて『泣けなかった』娘の“頑張り”に気づきました。

はーちゃんが産まれた当時、たいしは2才になる頃でしたがまだ歩くことはできず、家の中に赤ちゃんが2人いるような感じでした。

そんなゆっくり成長していくたいしのために、私は2人を連れて色々な療育の教室に行き、たくさんの時間を費やしてきましたが、はーちやんだけのために時間を作るということはなかなかなく、去年妹が産まれてからはさらに慌ただしく毎日が過ぎ
ていっています。

そんな環境が知らず知らずのうちに娘に色々なことを我慢させ、甘えたくても甘えられない雰囲気を作っていたのかもしれません。

『幼稚園、今日はお休みする?』

私の問いかけに『幼稚園行かないでママと一緒にいたい』と、自分の思いを口にし、幼稚園を休んで甘えたいだけ甘えさせてからは、しばらくの間送っていくたびに泣かれるようになってしまいましたが、それからは泣きたいときに泣き、少しずつ自分の気持ちを先生に話せるようになっていきました。

今では幼稚園にも慣れ、お兄ちゃんと毎日楽しく通っています。

自由奔放な兄と妹にはさまれ、しっかりせざるをえないはーちゃん。

そんな彼女と2人きりでお出かけする日を毎月1日作りました。

この日だけはお兄ちゃんと妹のことは気にせず甘えたいだけ甘えさせ、ふたりの時間をしっかり楽しみたいと思います。