『1000分の1の個性』ちゃりんこリエの育児大奮闘記
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第58章 あせるな私!
笑顔と反省のお誕生会
『満面の笑み』とはこういうことをいうんだろうな~。
思わずこちらまで笑顔になる今月掲載した写真。
これは先日幼稚園で行われたお誕生会に私も参加し、一緒にお昼を食べた時のものです。
この日は2月産まれのたいしにとって待ちに待った特別な日であり、母親である私にとっては、息子の幸せそうな笑顔を見て日々の子育てを反省する一日でもありました。
就学を控え『あれもやらなくちゃ。これもやらなくちゃ』と気持ちばかりが先走りする最近の私。
今年に入ってからたいしと妹のはーちゃんでひらがな表と数字表の読み上げをしているのですが、どんどん文字や数字を覚えていく妹にたいして、兄であるたいしは何度やってもなかなか身についていきません。
ゆっくり成長するたいしは、覚えるのに時間がかかるのは仕方がないこと。
みんなが1回で出来ることも10回、100回…と何度も繰り返しやらなくちゃ。
コツコツと毎日の積み重ねが大切。
『あせらず、くらべず、あきらめず』
この教訓をしっかり胸に刻んだはずなのに、何回やっても1を指さして『あ』と言ったり、なぜか数字の7が言えない息子にイライラは募っていきました。
『何でできないの!?さっきもやったじゃん』
子どもに言ってはいけないタブーのセリフも飛び出し、ちゃんとできないと終わりにしないという一方的なおしつけ教育。
たいしはベソをかきながらも最後までこちらの要求に応えようとし、終わってしばらくすると『ごめんね』と謝ってきました。
こんなこと5才の子どもに言わせちゃうなんて、あなたの気持ちも考えずにこちらこそ本当に本当にごめんなさい。
その時の息子の顔は、今思い出しても泣けてきちゃいます。
赤ちゃんの時はこっちを見て笑ってくれただけで喜び、他の子よりも遅かったけどお座りしたり歩けるようになっては感動したりと、ほんの少しの成長でもすごく嬉しかった。
でもできることが増え、それが当たり前になってくると私はどんどん欲張りになり、たいしが楽しんでいるかではなく、色々なことが出来るか出来ないかで判断するようになっていました。
ひらがなも数字もそのうち出来るようになるさ。
たいしが元気で笑顔でいればそれでよし。
それくらい大らかな気持ちで息子の成長を見守れる胆っ玉母ちゃんになりたいと思う、今月のせっかち母ちゃんなのでした。
思わずこちらまで笑顔になる今月掲載した写真。
これは先日幼稚園で行われたお誕生会に私も参加し、一緒にお昼を食べた時のものです。
この日は2月産まれのたいしにとって待ちに待った特別な日であり、母親である私にとっては、息子の幸せそうな笑顔を見て日々の子育てを反省する一日でもありました。
就学を控え『あれもやらなくちゃ。これもやらなくちゃ』と気持ちばかりが先走りする最近の私。
今年に入ってからたいしと妹のはーちゃんでひらがな表と数字表の読み上げをしているのですが、どんどん文字や数字を覚えていく妹にたいして、兄であるたいしは何度やってもなかなか身についていきません。
ゆっくり成長するたいしは、覚えるのに時間がかかるのは仕方がないこと。
みんなが1回で出来ることも10回、100回…と何度も繰り返しやらなくちゃ。
コツコツと毎日の積み重ねが大切。
『あせらず、くらべず、あきらめず』
この教訓をしっかり胸に刻んだはずなのに、何回やっても1を指さして『あ』と言ったり、なぜか数字の7が言えない息子にイライラは募っていきました。
『何でできないの!?さっきもやったじゃん』
子どもに言ってはいけないタブーのセリフも飛び出し、ちゃんとできないと終わりにしないという一方的なおしつけ教育。
たいしはベソをかきながらも最後までこちらの要求に応えようとし、終わってしばらくすると『ごめんね』と謝ってきました。
こんなこと5才の子どもに言わせちゃうなんて、あなたの気持ちも考えずにこちらこそ本当に本当にごめんなさい。
その時の息子の顔は、今思い出しても泣けてきちゃいます。
赤ちゃんの時はこっちを見て笑ってくれただけで喜び、他の子よりも遅かったけどお座りしたり歩けるようになっては感動したりと、ほんの少しの成長でもすごく嬉しかった。
でもできることが増え、それが当たり前になってくると私はどんどん欲張りになり、たいしが楽しんでいるかではなく、色々なことが出来るか出来ないかで判断するようになっていました。
ひらがなも数字もそのうち出来るようになるさ。
たいしが元気で笑顔でいればそれでよし。
それくらい大らかな気持ちで息子の成長を見守れる胆っ玉母ちゃんになりたいと思う、今月のせっかち母ちゃんなのでした。
ちゃりんこリエ
2005年~2007年までサクラサクライフに籍を置いていた敏腕編集部員。現在、夫と子供(2人)とともに、まったりとした生活を送っている。