Dr.Classyのかってに!ドクターズチェック
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Vol.11
「こんなにレントゲン写真を撮って大丈夫なんですか?」 「私の方が、よっぽど放射線を浴びてます…」
これは、外来であちこちのレントゲンを撮ったり、他の病院ですでにレントゲン写真を撮った方から、よく訊かれる質問です。 実は、私たちは普通に暮らしているだけで、自然に放射線を浴びています。放射線を感知する機械のスイッチを入れると、普通の場所でもけっこう反応します。身近なところでは、温泉の元、肥料、腕時計の夜光塗料などなど・・・。私たちの回りは、放射性物質だらけです。 世界平均なら、1年で胸のレントゲン写真50枚分の放射線を浴びている計算。また、宇宙からも降り注いでいて、成田からニューヨークへ行く飛行機の中では、胸のレントゲン1枚撮るよりも浴びます。 自然界だけでなく、私たちの暮らしの中でも、あちこちで放射性物質が使われています。 まず原子力発電所が思い浮かびますが、食品の消毒、農作物の発芽防止や品種改良、タイヤの製造、非破壊検査など、一般の工場でも使われているので、原子力施設の近所でなければ大丈夫、ということにはなりません。 ジャンボジェットの貨物室にも、放射性物質が輸送のために積まれることがあるそうです。御巣鷹山に墜落したジャンボにも積まれていましたが、無事に回収されたそうです。我々の頭の上を、放射性物質が飛び交っているわけですね。 ところで最初の質問ですが、私たち医療関係者は、それこそ皆さんの何十倍も浴びています。検査に立ち会った時もそうですが、特に私のような整形外科医は、手術の時にX線透視装置というものをよく使います。レントゲン写真が動画で見える機械で、骨折の手術の時に非常に便利なのですが、動画を見ている間は、放射線がずっと出っぱなし。もちろん、重たい鉛の服を着て防護するわけですが、全身を包んでは仕事になりませんから、頭や手足、背中などは無防備。患者さんが手術を受けるのはそう何回もないと思いますし、レントゲンを撮るのも一瞬ですが、私たちは毎日の仕事の中で、何十分も連続して浴びています…。
Sakurasaku診療所
- 足の指先が痛い 巻き爪、陥入爪
巻き爪と陥入爪はよく一緒にされますが、巻き爪は、本当に爪が筒のように巻いているもの、陥入爪は、切り残した爪の角が皮膚に食い込んでくるものです。
巻き爪は、動脈の疾患や喫煙などによる血行不良の他、下肢マヒや足の変形によって足指への体重のかかり方が本来と異なるようになってしまった場合に起こります。
陥入爪は、爪の切り方が悪く、爪の角の部分を切り残した結果、爪が伸びるにつれて食い込んでくるのが原因です。
治療としては、巻き爪の場合は元の病気の治療も大事ですが、陥入爪で化膿して痛い場合には、爪の角の部分を切ったり、抗生剤を投与します。足の清潔を保つことも重要です。何度も化膿をくり返す場合には、手術をする場合もあります。
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よくある質問
- 予防法はありますか?
- 爪を切る時、爪の角が見えるよう、直線気味に切るのがポイント。ニッパのようなもので切るとよいです。
- 手術はどんなことをするのですか?
- 爪の根元から、爪の下のピンクの肉の部分を含めて切り取ります。
- 手術以外の治療法はありませんか?
- 巻き爪の場合、爪を取る手術だと爪が細くなってしまうので、弾性ワイヤーで矯正する方法もあります。
2008-SAKURASAKU Life 3月号掲載
くらっし~先生こと・・・
水戸赤十字病院第一整形外科部長
倉茂聡徳 先生
- 日本整形外科学会
(専門医、脊椎脊髄病医、認定リウマチ医) - 日本足の外科学会
- 日本交通医学会
- 日本靴医学会
- 日本フットケア学会
日赤病院
〒310-0011
水戸市三の丸3丁目12番48号
