Dr.Classyのかってに!ドクターズチェック
↑ クリックするとDr.Classyのかってに!ドクターズチェックトップページに戻ります。
Vol.32
「身体障害の申請をしたいんですけど」 「この症状では無理です•••」
身体障害にも、心臓や目の病気によるものなど、いくつか種類がありますが、整形外科で扱っているのは肢体不自由によるものです。具体的には、手足や脊椎の病気に関するもので、1級から7級まであります。
身体障害に認定されるのは、みなさんが思っている以上にかなり厳しく、そう簡単には取れないですし、ましてや高い等級はなかなか取れません。
例えば、手の指なら、中指、薬指、小指の3本が無くなっても7級、足の指は全部無くなっても7級ですが、障害者手帳が交付されるのは6級からなので、残念ながら障害者手帳はもらえません。
片膝から下で切断して4級、膝から上で切断して3級です。1級が取れるのは、両肘から先を切断したり、両膝より上で切断した場合などです。
時々、困っている状況や交通事故などで受けた精神的苦痛などを切々と訴える方がいらっしゃいますが、申し訳ないですが、感情では等級をオマケできません。基準が決められていて、それに従って書類を書くことになっているからです。ウソを書けば,公文書偽造になってしまいます。
規則に従って書いたつもりでも、役所での審査に通らなかったり、申請したよりも低い等級しかもらえなかったりすることも、実際よくあります。
比較的簡単に肢体不自由の身体障害が取れるのは、人工関節の手術後です。例えば、片膝で4級、両膝で3級です。手術して痛みや動きが改善したのに身体障害が取れるというのは、ちょっとおかしいような気がするかも知れませんが、関節があまりに悪くなったので全部取ってしまった、という解釈のようです。
ちなみに、ケガで手術を受けた直後など、今後リハビリで回復の見込みがある間は、身体障害は取れません。
Sakurasaku診療所
- 靴が当たってかかとの後ろが痛い、「パンプ・バンプ」
- アキレス腱の付け根のやや外側が靴に当たって痛くなり、腫れてしまう病気です。女性に多く、パンプスが当たることが多いためにこの名前がありますが、アキレス腱の滑液包炎です。かかとの骨が出っ張っていることが原因になることもあり、ハグルンド病とも言われます。 治療は、靴を当たらないように工夫したり、消炎剤の内服や外用薬を処方しますが、それでもだめなら注射をします。 半年以上良くならない場合には、手術をすることもあります。
-
よくある質問
- どうして痛くなるのですか?
- もともと骨が出ているところに、靴を変えたり、きつい靴を履いたりしたのがきっかけで炎症が起こるようです。
- どんな手術をするのですか?
- 滑液包やかかとの骨の一部を削ります。最近では、内視鏡を使って、小さな切開で行うこともあります。
2010-SAKURASAKU Life 2月号掲載
くらっし~先生こと・・・
水戸赤十字病院第一整形外科部長
倉茂聡徳 先生
- 日本整形外科学会
(専門医、脊椎脊髄病医、認定リウマチ医) - 日本足の外科学会
- 日本交通医学会
- 日本靴医学会
- 日本フットケア学会
日赤病院
〒310-0011
水戸市三の丸3丁目12番48号
