Dr.Classyのかってに!ドクターズチェック
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Vol.33
「休みなのに何でパソコンばかりいじってるの!?」「勉強しないと間に合わないんだよ…」
子供たちの間で「怪談レストラン」という本が流行っています。シリーズで50冊くらいあるそうですが、本離れにブレーキがかかるでしょうか?
私は、先日、今までに買った整形外科の本を、大量に処分しました。どこの病院に転勤しても常に持っていった本だったのですが、気付いてみれば、ここ数年、全く開いていませんでした。昔の本は、読みにくいし内容も古くなってしまったのです。以前は日本語の良書が少なかったので、英語の本が多く、またどれも電話帳のようなサイズで、持って歩くのも大変でした。
最近は日本語で、最新の内容の本がどんどん出版されるようになり、図もカラフルで大変分かりやすくなりました。また、分厚い本の内容でも、ノートパソコンにすべて収まってしまうようになり、本より細かな検索も出来るし、手術のビデオも見られたりします。もちろんビデオで手術の全てはわかりませんが、非常に勉強しやすくなりました。わからない病気を調べる時なども、昔は論文集の年報のような本で調べていたのが、今はインターネットで検索できます。
その代わり、同じ日本語の本や論文なら自分の患者さんに一番近いものを、英語なら最新版の知識や技術の内容のものを見つけて読まなければなりません。新しいことを速く学ぶ道が開けた一方で、学ぶ側にもスピードが求められていると思います。また、情報が多くなった分、本当に自分が必要なのはどれかを見極めることも必要です。
今では細かいことを覚えるのはパソコンに任せ、自分自身は、そもそも何が問題なのか質問を考えて、その答えに一番ふさわしい情報を集め、いかに現場に役立てるかを考えるための読書であり勉強です。受験や国家試験の前も、それなりに一生懸命勉強したつもりですが、最近は「この本だけ読めば全てオーケー!」というわけにはいかなくなり、かえって大変さが増していると思います。患者さんは待ってくれませんし。
最近、ペーパーレスの読書マシンが流行ってきているのも、どの職業も同じだからなのでしょうね、きっと…。
Sakurasaku診療所
- かかとの後ろが腫れたり、骨の棘が出て痛い、「アキレス腱症」
- アキレス腱周囲炎と区別が付きにくく、アキレス腱炎とも言われています。 サッカーや陸上競技などのスポーツで、くり返しアキレス腱に負担をかけている中年の方に多いです。アキレス腱の中に細かな傷が出来たり、血行が悪くなったりして、アキレス腱が変性して膨らんだり、よけいな骨の棘が出てきたりします。スポーツの時などに痛く、また膨らみが当たって普通の靴が履けなくなったりします。 治療は、温熱療法やストレッチ、足首のサポーターやかかとを少し高くするような靴の中敷きを使いますが、改善しない時には手術を行います。
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よくある質問
- どんな手術をするのですか?
- 変性した腱や骨棘を取ります。腱が少なくなってしまう時には、他の筋腱で補強します。私は、母趾を曲げる腱を使っています。
- 足指の筋を使ってしまって、 指が動かなくなったりしませんか?
- 足指の筋・腱は他にもあるので、大丈夫です。
2010-SAKURASAKU Life 3月号掲載
くらっし~先生こと・・・
水戸赤十字病院第一整形外科部長
倉茂聡徳 先生
- 日本整形外科学会
(専門医、脊椎脊髄病医、認定リウマチ医) - 日本足の外科学会
- 日本交通医学会
- 日本靴医学会
- 日本フットケア学会
日赤病院
〒310-0011
水戸市三の丸3丁目12番48号
